盗聴器の種類や設置されやすい場所、発見する方法とは

盗聴行為は非常に許しがたいものの、現在の日本の法律では盗聴器の販売や購入、設置、盗聴波の傍受自体は罪にはなりません。しかし、盗聴器を設置するために住居に侵入する「住居侵入罪」、盗聴で得た情報を使って恐喝する「恐喝」、家具などの改造や破損による「器物損壊罪」など、盗聴に伴う様々な面で罪に問うことはできます。今回は、盗聴器発見に至るための足掛かりとなりうる情報についてまとめましたので、ご紹介します。

 

盗聴器とは

そもそも盗聴器とは字面の通り、盗み聞きをするための機器です。その形や通信方式は様々で、近年の技術向上に伴い発見しにくくなっています。まずは、そんな盗聴器の種類についてご紹介します。

 

盗聴器の形

盗聴器の形は多種多様ですが、最も古典的かつ代表的な形はコンセント型です。他にも、マウス型、ボールペン型など、普段気に留めないような何気ないアイテムに似せた盗聴器が多いです。また、電卓型や置時計型など、使い道がおおむね決まっているものは、盗聴したい場所に置いてもらいやすいため、盗聴器に偽装されやすい傾向にあります。

 

盗聴器の電力供給源とは

盗聴器は電力の供給方法によって、設置場所や形をある程度絞り込むことができます。盗聴器には大きく分けて3つの電源があります。

 

まず、盗聴器の電源の1つめは電池式です。電池式は電池交換や充電が行われない場合、1週間程で使えなくなってしまいます。また、バッテリーの容量が大きくなるにつれ、盗聴器の大きさも大きくなってしまうというデメリットがあります。ただし、寄生タイプといい、時計やリモコンなど、電池で動くものに設置してそこから電力を得るものがあります。寄生タイプの場合、盗聴されている人自身が電池交換を行うことで、意図せずして盗聴器の寿命を延ばしてしまいます。

 

盗聴器の電源2つめは、電源式です。電源式は、盗聴器として最も有名なコンセント式のようにAC電源から電気を確保できる場所に設置することで、半永久的に稼働することができます。盗聴器の電源3つめは、電話回線式です。家から電柱へと延びる電話線に盗聴器を仕掛けることで、電話線から電気を取ることができる上に、盗聴器を設置するために宅内に侵入するリスクもなくなります。

 

盗聴器が隠されていそうな場所を探すには?

盗聴器を探すのに、見当違いな場所を探していてはいくら時間があっても足りません。前述したような、盗聴器の代表的な形や電力供給源となりそうな場所を手掛かりとして、重点的に探すのが効率的です。

 

まずは半永久的に盗聴器が動くように、電力が確保されやすい場所を探してみましょう。盗聴器発見のポイントは、照明器具やコンセント周り、エアコンや電話機、バソコンの周辺機器などに見慣れないアイテムがないかどうかです。特に電話のモジュラージャックや二又・三又コンセントは一般的にどれも形が似ているため、すり替わっていても気づくことが困難です。

 

さらに、家主が目を離した一瞬で取り換え可能なため、盗聴器の設置場所としては非常にポピュラーです。また、腕時計やぬいぐるみ、サングラスなど、プレゼントされても不自然ではないものも、盗聴器を忍ばせやすいアイテムと言えます。他にも、普段目の届きにくい額縁の裏や配電盤の中、花瓶の中や底、タンスや机の裏側なども、盗聴器を設置されやすい傾向があります。

 

盗聴器発見器を利用する

一部の盗聴器の発見には、盗聴器発見器の使用が有効です。盗聴器発見器には「汎用発見器」と「専用発見器」の2種類がありますが、どちらも盗聴器が飛ばす電波を傍受することで発見する仕組みとなっています。「汎用発見器」は盗聴器として使用されることが多いいくつかの周波数帯の電波をキャッチできるようになっており、価格も安く操作が容易です。ただし、あらかじめインプットされている周波数帯以外を使用している盗聴器に関しては検知できません。

 

一方の「専用発見器」はより広い周波数帯の電波をキャッチできるようになっており、アナログ式と呼ばれる盗聴器の発する電波ほぼ全てをカバーすることができます。

 

業者に依頼する

近年では盗聴器の多様化により隠し方も巧妙になっており、素人が盗聴器を発見することは困難を極めます。そのため、盗聴器の最新事情を把握し、専門の道具と知識を持った業者に依頼するのも一手です。

 

また、盗聴器の設置場所によっては、除去の面でも素人には難しい場合があります。例えば、電話機ではなく、電話線に盗聴器が取り付けられている場合は、除去の際に「アナログ第3種工事担当者」という資格が必要になります。また、コンセントに設置された盗聴器の調査や除去には「第2種電気工事士」以上の資格が必要です。電柱の端子函など、電話会社や警察への通報が必要となるケースもありますので、盗聴器の発見や除去には専門知識と専門の機材、そして何より必要な資格を持った業者への依頼が安心です。

 

まとめ

今回は、盗聴器の種類や発見のヒントなどについてご紹介しましたが、参考になりましたでしょうか。盗聴の不安があると、リラックスして過ごすことが難しくなり、体調を崩す恐れもあります。盗聴の心当たりがある方は、24時間受付可能な「総合探偵社ブレイブリサーチ」にご相談ください。法的手続きや被害届といったアフターフォローまで、トータルでお力添えいたします。